弊社はこれまで多くの学校関係のお客様から卒業証書筆耕のご依頼を承っており、
お引き受けしている地域も東京を中心に、大阪なども含めた全国に亘ります。
最近では卒業証書を全て印刷で済ませるケースも多くなってきているようですが、一方、
１枚ずつ筆文字で作成したものの方が良いというお客様もいらっしゃいます。
また、弊社では卒業証書の全文筆耕はもちろんのこと、名入れ、記名、名前書きのみのご依頼も
多数お引き受けしておりますので、これらをご希望の際にはお気軽にお問い合わせを頂ければと思います。
なお、納期については枚数にもよりますが、原則として１週間以内となっていますが、期日の事情で
早めに仕上げて欲しいという場合については柔軟に対応しておりますので、その際はお申し付け下さい。
卒業証書をご希望のお客様からのご連絡を心からお待ちしております。
卒業証書は受け取る人にとって思い出に残るものなので、印刷をしたものではなく、きちんと筆文字で書かれているものを渡すのが望ましいと思います。
しかし、卒業証書を印刷したものと比較して筆文字で書いた場合には、価格もそれなりに異なるため予算の都合でやむを得ず印刷で済ませる事も少なくないようです。
このような場合は、卒業証書のうち、名入れ、記名、名前書きのみを当社にご依頼される場合も最近は多くなってきました。
なお、弊社ではご予算に応じて価格を設定する事も可能ですので、もしご予算が設定されているなどの理由によって当社で設定している価格ではご依頼されるのが難しい場合には、遠慮なくご連絡を頂ければと思います。
私は筆耕の仕事を30歳の時から10年以上続けていて仕事の中には卒業証書を書いてほしいという依頼があります。
卒業証書を書く時はほとんど筆が多く、書くたびに墨をすります。
大切なのは、卒業証書を渡す相手の名前の見本です。
名前の見本とは、名前を漢字やや片仮名のどれで書けばよいのか決めてもらい、その字のとめ、はね、はらいを1人ずつ忠実に忠実に書いてもらいます。
書く時に私はその見本を見ながら筆で書くのでやり直しがきくわけなく、やっぱり平仮名で書いてほしいと後から言われても困るので、事前に忠実に書いてもらう必要があるのです。
5年前6年前に比べて筆耕の仕事の中でも、卒業証書を書く仕事は減っています。
しかし稀に、手書きで書かれた卒業証書を貰った方が、印刷された字よりもあたたかくて好きだ。書いてもらってよかったという事を言われます。
そういう言葉を言われた時は、本当に筆耕の仕事をしていてよかったと思います。
私は20代の女性で現在は筆耕の仕事をしています。
先日、卒業証書の名入れの仕事をしました。
私は高校を卒業後、筆耕の仕事に就きました。筆耕とは字を清書する仕事です。
依頼された字をきれいに書いて、それを依頼主に渡すのです。
私は昔から字を書くことが好きだったので、この仕事に就くことは自然でした。まだまだ若手なので毎日勉強しながら学んでいます。
先日、今までに依頼されたことがない仕事をする機会がありました。それは卒業証書の名入れです。
しかも1枚だけでなく、300枚程ありました。
それまでの仕事は多くてもせいぜい数枚程度だったので、時間をかけて丁寧に書くことができました。しかし、同じ時間で沢山のものを書かなくてはならないので、正直戸惑いました。
先輩に指導を受けながら1枚ずつ気持ちを込めて書いていきました。大変でしたが、今回のことで自分の仕事の幅が広がった様な気がしました。
今後もこの筆耕の世界で勉強していきたいと思います。
二年前の話ですが、卒業証書の名前書きを頼まれました。
正直、業者に依頼するものだと思っていました。面倒だと思いましたが、お世話になった学校でもあるので、引き受けることにしました。
早速、日曜日の仕事が休みの日に、自転車で隣町のホームセンターにいって、筆選びをしました。少し高めのものにしました。一緒に妻に頼まれたゴム手袋も買って家に帰りました。
久しぶりの毛筆ですから気合いが入りました。
校長先生が直々に持ってきてくれた卒業証書232枚に名前を入れ始めました。その緊張感は半端ないものがありました。
卒業生の人生がかかったものだと思いこみながら仕上げていきました。
眠気はありましたが、人間は緊張すると集中力が高まるとつくづく思いました。
途中に若干の休憩はしたものの一日がかりで終了しました。とても大事なものなので、風呂敷に包み、一旦しまいました。
その後、卒業式に招待されました。卒業証書が授与され、涙ぐむ卒業生も数名いました。
